魚眼レンズを購入しました。7.5mm F2.8七工匠、マイクロフォーサーズ
新聞を何気なく見ていたら、LEDで作られた桜の紹介記事がありました。
その写真には、撮影者と魚眼レンズという文字がありました。
魚眼レンズで写すのかー プロは。
と興味を引き、近くなので自分も写してみたい。 と思いました。
魚眼レンズは、ちょうどボディーキャップレンズを入手しようとして間違えて15mmを買ってしまったこともあって、リベンジの気持ちがありました。
そのとき気になっていた、7.5mm F2.8七工匠を注文すると、翌日届きました。
初めてにしては、割と良く撮れたような気がします。
ただ、このレンズ。 最初は返品しようと思いました。
なぜなら、遠景にピントが合わないからです。
ネットで検索してみたら、同様の事例があって、その人は返品したようでした。
しかし、キレイに撮れている紹介サイトもありました。
そこで考えるに、各種マウント用に作ったレンズであったけれど、M43(マイクロフォーサーズ)用のマウントが、うまく合っていないのではないか?
桜をすぐにでも撮りにゆきたかったので、この際改造しよう。
と、マウントを削り、レンズにパッドを入れて調整。
遠景にピントはあったものの、フォーカス調整のヒステリシスが大きく出ました。
(ヒステリシスの意味。たとえば、近い方から回してピントを合わせると、2mのレンズ刻印表示位置でピントがあったとき、今度は遠い方から回してピントをあわせると0.5mのレンズ表示刻印位置ででピントが合う。)
ピンと表示は全くあてにならないので、逆にしっかりピントを合わせるということを意識する結果になりました。
その意味でピント合わせの腕が現れるおもしろいレンズです。
帰りにぶらぶら歩いて撮影してみました。
神田駅 1/100 ISO-800
上野駅前のビル 1/60 ISO-200
フィッシュアイなので、周辺がひずみます。
これはこれで面白いのですが、RAW現像ソフトで修正できると知って、やってみました。
秋葉原駅前のビル (Silkypixで歪補正) 1/80 ISO800
秋葉原駅前のビル 修正前
上野公園のちょうちん。 1/400 ISO-200(Silkypixで歪補正)
F2.8なので、結構明るいため、夜景を普通に撮影できてます。 上の写真は全部手持ちです。
このレンズはおもしろいと思います。
DMC-GM1Sとは相性が良いと思います。
マニュアルレンズ用のスイッチがありますし、拡大させてのピント合わせはやりやすい方だと思います。
また、OLYMPUSの小型機EPM2では、ブレが出てしまいます。
これはシャッターの振動が影響していると思います。
GM1Sには、電子シャッターがあるのですが、電子シャッターを使わなくてもブレは出ません。
もともとシャッターの音も振動も小さいです。
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